みみ・はな・のどのことは佐賀県武雄市のメリーランド武雄内の「くさの耳鼻咽喉科・小児科」へご相談ください。

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耳鼻科用CT

ct

耳鼻科用CTについて

耳鼻科用CT(コーンビームCT)導入しました。
※当院のCTは純日本製のコーンビームCTです。総合病院にあるCTは通常、ヘリカルCTです。
※当院のCTは2016年5月より運用しています。

コーンビームCTの特徴

1.検査時間は約1分。実際の撮影時間は16秒程度

2.ヘリカルCTと比較して、被ばく量が極端に低い

3.鼻の撮影に関してヘリカルCTと同等の診断が可能です。
注)耳や脳、頸部(甲状腺や唾液腺、頸部リンパ節など)に対する性能は低いですので、そのような部位の異常が疑われる時は、総合病院のヘリカルCTを撮影して頂かなければなりません。

4.ヘリカルCTと比較して、撮影費用が安い
3割負担の方でご説明します。CT撮影にかかる料金は、ヘリカルCTが4,500~4,000円に対して、コーンビームCTは3,390円です。(ヘリカルCTはその性能により料金が異なります。)
総合病院に御紹介してCTを撮影して頂く事になった場合、CT以外にも色々な費用が発生してしまい、合計すると6,000円程度になります。
それと比較して、当院でコーンビームを撮影すると3,390円で済みます。約半額となります。

耳鼻科用CTの利点

以下のような時にはCTが必ず必要になります。

特殊な副鼻腔炎(カビや虫歯が原因)

副鼻腔炎(蓄膿症)は様々な原因でなります。細菌が感染することが大多数ですが、まれに真菌(カビ)や虫歯が原因でなることがあります。
普通のレントゲンでは、真菌(カビ)や虫歯が原因かどうかは分かりませんのでCTが必要になります。
もし、真菌(カビ)や虫歯が原因で副鼻腔炎になっているのであれば、通常の副鼻腔炎の治療では治りません。真菌(カビ)が原因であれば手術が必要ですし、虫歯が原因であれば歯の治療をしないと副鼻腔炎は治りません。
もし副鼻腔炎の治療を行ってもなかなか治らない時は、当院でCT検査を受けられる事をお勧めします。

蝶形骨洞の病変(視力が落ちる可能性)

副鼻腔は、上顎洞、前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞に分かれています。普通のレントゲンで上顎洞、前頭洞の病変はわかりますが、篩骨洞の一部や蝶形骨洞はわかりません。
頭痛や鼻水、鼻づまりがあって副鼻腔炎が疑われるのに、普通のレントゲンでは明らかな異常が見られない時に、CTを撮影すると篩骨洞や蝶形骨洞の病変が見つかることがあります。
特に蝶形骨洞には視神経が走っていますので、蝶形骨洞の病変をほったらかしにすると、目が見えなくなる可能性があります。

副鼻腔炎の手術適応

細菌が原因でなる通常の副鼻腔炎は慢性化することがあります。そうなると手術が必要になる時があります。
副鼻腔の手術をするべきかどうかを判断する時も最終的にはCTが必要になります。

副鼻腔の腫瘍(命に関わるかも)

副鼻腔の腫瘍なども発見することが可能です。命にかかわる病気があるかもしれません。

患者さまの時間的、経済的な負担を軽減するために…

今までは、そのような病気(真菌や虫歯が原因の副鼻腔炎や蝶形骨洞炎)が疑われたり、手術の適応があるかを判断する時は、患者様に総合病院をご紹介してCTを撮ってきてもらっていました。そうなると患者様に時間的、経済的に多大なご負担をお掛けする事になっていました。
当院でCTまで撮影できるようになると、わざわざ他の病院まで行かなくてよくなり、時間的、経済的な負担をかなり軽減することが可能となりました。少しでも患者様のためになれればと思いCTの導入を決断いたしました。鼻の症状でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

耳鼻科用CTの安全性について

副鼻腔を撮影対象とした場合、一般的なヘリカルCTと当院のコーンビームCTを比較すると実効線量は約5分の1です。

ヘリカルCTと比較して、被ばく量が極端に低い

放射線の量比較図

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この度、当院は、弁護士法人戸田総合法律事務所さまとの顧問契約を締結いたしました。今後も患者様に安心して当院で受診していただけるよう環境整備を整えていく所存です。

また、当院及び当院関係者に対するインターネット上を含む誹謗中傷、迷惑行為等に関しましては、警察への相談とともに、顧問弁護士を通じて対応させていただきます。

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