赤ちゃんの○○外来

赤ちゃんのあたまのかたち外来

「うちの子、あたまの形が気になる…」と悩んでいませんか?

 

「いつも同じ方向ばかり向いている」「後頭部が平ら(絶壁)になっている気がする」「耳の位置が左右で違う」初めての育児の中で、赤ちゃんのあたまのかたちに不安を感じるお母さん・お父さんは非常に多くいらっしゃいます。
赤ちゃんのあたまの骨はとても柔らかく、寝る姿勢などの影響を受けやすいため、変形が生じやすい特徴があります。

 

当院の「赤ちゃんのあたまのかたち外来」では、新生児から乳幼児のあたまのかたちに関するあらゆるご相談をお受けし、専門的な診断と必要に応じたアドバイスや治療(または専門機関へのご紹介)を行っています。
「自然に治るのかな?」とお一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

赤ちゃんのあたまのかたちに関する基礎知識

赤ちゃんのあたまの骨は、産道を通り抜けやすくするため、また生後の急激な脳の成長に対応するために、いくつかの骨のピースに分かれており、骨と骨の隙間が開いた非常に柔らかい状態です。そのため、長時間同じ方向を下にして寝ていると、接地面の成長が抑えられ、簡単にゆがみが生じてしまいます。

あたまのかたち

あたまのゆがみの3つのパターン

① 斜頭症(しゃとうしょう):
斜頭症
向き癖などが原因で、後頭部が斜めにゆがみ、左右非対称になっている状態。耳の位置に左右差が出ることがあります。

 

② 短頭症(たんとうしょう):
短頭症
いわゆる「絶壁」です。仰向け寝が長いことで、後頭部が丸くならず平坦になってしまう状態です。

 

③ 長頭症(ちょうとうしょう):
長頭症
頭が縦に長く伸びている状態。横向き寝が多い赤ちゃんに見られることがあります。

日常のあたまのかたちケア方法(予防と改善)

あたまのかたちの変形を予防・改善するためには、日々のちょっとした工夫が大切です。

 

タミータイム(うつぶせ遊び)の導入:
起きている時間で、必ず保護者の見守る環境下において、1日2〜3回、数分程度からうつぶせにする時間を作ります。頭にかかる圧力を防ぎ、首や上半身の発達も促します。

※ 就寝時は窒息防止のため必ず仰向けにしてください。

 

寝かせる向きの工夫:
授乳のたびに頭と足の位置を交互に入れ替えたり、話しかける方向やおもちゃの位置を変えたりして、向く方向を分散させます。

このような場合はご注意ください

あたまの変形の中には、自然改善が難しく、専門的な治療が必要な場合があります。以下の状態が見られる場合は、できるだけ早く当院へご相談ください。

 

① 重度のゆがみがある・顔や耳の位置が非対称
位置的頭蓋変形症の疑い向き癖などが原因で生じる、病気ではないあたまの変形です。軽度の場合は成長とともに目立たなくなることもありますが、重度の場合は、将来的に顔面や耳の非対称、噛み合わせへの影響、眼鏡や帽子が合いにくいといった機能面・整容面の問題が生じる可能性があります。

 

※ ヘルメット治療について
重度のゆがみに対しては、オーダーメイドの専用ヘルメットを用いた治療が有効です。
頭蓋骨に圧力をかけて無理に形を変えるのではなく、赤ちゃんの頭の成長を原動力として、平らな部分に空間を作り、自然な丸みへと成長を誘導する治療です。

頭の骨がやわらかく成長が著しい生後4〜6か月頃(首がすわった後)に開始するのが最も効果的とされています。

当院でもヘルメット治療を実施しています。お気軽にご相談ください。

 

 

※ ヘルメット治療(自由診療)の目安について:

 

・治療費の目安

総額30~40万円(3D撮影・スキャン等の検査費用、オーダーメイドの専用ヘルメット作成費用、ヘルメット治療終了までの専門外来診察費用が含まれます)。なお、ヘルメットの破損・紛失などによる交換や、治療延長希望などによる2個目の作製の場合には、別途費用が必要となります。

 

・治療期間の目安

3~6か月程度(低月齢で治療を開始した場合や、ゆがみの程度が軽い場合に、期間が短縮されます)。

 

・通院の頻度の目安

概ね月に1回(4週間に1回)の通院になります。月齢やゆがみの程度で頻度は変わることがあります。

 

・装着時間の目安

1日23時間の装着が目安です。入浴時やヘルメットのお手入れ時以外は装着を続けます。

 

・ヘルメット装着により、皮膚のかぶれや圧迫による皮膚の発赤が起こることがあります(当院で診察対応致します)。

 

・ヘルメット治療の対象は生後3か月以降のお子さまで、頭のゆがみの程度により適応を判断します。

 

 

② あたまの形がいびつで、病的な原因が疑われる場合

頭蓋縫合早期癒合症などの疑いごくまれ(0.04〜0.1%程度)に、あたまの骨のつなぎ目が通常よりも早くくっついてしまう病気が原因で変形が起きていることがあります。この場合は脳の成長を妨げる可能性があるため、専門的な精密検査(レントゲンやCT検査など)や外科的手術が必要となります。当院で少しでも疑いがある場合は、速やかに連携の専門病院へご紹介いたします。

当院が「赤ちゃんのあたまのかたち外来」に力を入れる理由

「あたまのかたちはいずれ治る」と言われて様子を見ているうちに、ヘルメット治療などが有効な最適な時期(生後6か月以内)を逃してしまうケースが少なくありません。

 

当院は、佐賀県内にお住いのお母さん・お父さんが抱える「これって大丈夫?」という些細な不安に寄り添い、病的な変形を見逃さず、適切なタイミングで診断やアドバイスができるよう努めています。「ちょっと気になる」と思った時が受診のタイミングです。どんな些細なことでも、まずはお声がけいただければと思います。

 

「あたまのかたち外来」専門外来を開設しています。

(あたまのかたち外来は完全予約制になります。受診の前に、小児科外来 0954-27-7004 にお電話にてお問い合わせください。)

 

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