下の写真は、ひとりの方の左右の鼻の中を下から見上げた写真です。左右を分けている真ん中の壁が鼻中隔(★)です。 左右外側にある出っ張りが下鼻甲介(☆)です。

右鼻腔と左鼻腔
副鼻腔炎の前鼻漏
色のついた鼻水が鼻の前の方に出ています。前鼻漏といいます。


副鼻腔炎の後鼻漏
色のついた鼻水が鼻の奥へ流れ込み、のどに落ちています。後鼻漏といいます。




慢性副鼻腔炎の鼻茸
写真内の「★」が鼻茸です。



鼻中隔とは、左右の鼻穴の真ん中にある壁のことです。鼻中隔が弯曲しているとは、その鼻中隔が左右に出っ張ったり曲がったりした状態です。
下の写真の方は、鼻中隔が左に大きく出っ張っていますので、左鼻腔の空間がほとんどなく、鼻が詰まっているのが分かります。
成人の90%以上の方が少しは曲がっています。この鼻中隔が弯曲しているせいで、鼻づまりが生じると鼻中隔弯曲症と診断されます。鼻づまりがなければ病気ではありませんので、何もせずに経過をみて大丈夫です。
鼻中隔弯曲症のために鼻づまりが強く、日常生活に支障が出ている場合は、治療の対象になります。治療方法としては、鼻中隔をまっすぐにする鼻中隔矯正術を行います。

右鼻腔と左鼻腔
両側の下鼻甲介が青白く腫れています。水のような鼻水が出ています。鼻の空間がほとんどなく、鼻が詰まっています。

右鼻腔と左鼻腔

右鼻腔と左鼻腔

右鼻腔と左鼻腔

右鼻腔と左鼻腔
当院では必要に応じて硬性内視鏡で鼻腔内を確認しながら鼻粘膜レーザー治療を行いますので確実です。
麻酔は、写真のように痛み止めを浸したガーゼを鼻腔内に入れるだけです。

STEP01.鼻粘膜レーザー治療の前

STEP02.治療前のガーゼ麻酔

STEP03.治療の直後

STEP04.2週間後

鼻粘膜レーザー

硬性内視鏡
左キーゼルバッハ部(鼻の入り口から1cm程度入った場所)から出血があり、鼻粘膜焼灼術で止血しました。

焼灼前

焼灼後