初診日
7日目
14日目
21日目
当たり前ですが、裸眼で観察するよりもよりはっきり見えます。また、耳・鼻・のど共に裸眼では見えない死角が存在します。 内視鏡では、その死角もきちんと見えますので、より正確な診断が可能です。もちろん顕微鏡で観察をした方がいときは、そちらでも確認いたします。
1人のドクターで1人の患者様を2週間ずっと診察しても、以前の状態を完全に記憶しておくことは、なかなか難しいです。
中耳炎がまだあるが、以前と比較して、ほとんど変わらないのか、少し良くなってきているのか、少し悪くなっているのかの判断もまた難しいものです。
しかしながら、鼓膜の写真を保存して以前のものと比較すると、極わずかな変化も一目瞭然です!
また、当院では多くのドクターが診療を担当しています。多くのドクターの「目」によって患者様の内視鏡画像を確認することで、更に診断の精度が増します。
(1つのクリニックの中でセカンドオピニオン、サードオピニオンが受けられるようなものです。)
それを可能にしているのも、内視鏡システムによって過去の画像を時間経過とともに確認できるからです。
画像を保存せず、その都度、顕微鏡や肉眼で確認する旧来のスタイルですと、鼓膜やのどの状態はカルテに文字やイラストで描画し記録するのですが、
どうしても文字やイラストは書き手のドクターと受け手のドクターの主観が入って解釈しまうことがあります。
その点、内視鏡を用いた鮮明な画像はそれら一切の主観を取り除くことができ、正確で客観的な情報を共有することができるのです。
多くのドクターから診療を受けても全く心配されなくて大丈夫だということです。
こちらは特に鼓膜などの時系列の画像をご家族などがその都度確認するうちに、画像を見ただけでお子様の現在の状態を把握できるようになる、ということです。
こちらは当院でも内視鏡診療を取り組み始めてから気づいた驚きの成果でした。
こちらについては次の「あなたも鼓膜ハカセ!~医療IQの向上、早期治癒へ~」のページでもう少し詳しくご案内したいと思います。